ブラックマンバ。[爬虫類図鑑]

ブラックマンバ
Black mamba

ブラックマンバ
科名
コブラ科
その他の名前
英名:[Black mamba]
学名:[Dendroaspis polylepis]
生息地
ブラックマンバはアフリカ大陸の東部および南部に分布しますが、西部のごく一部の地域でも分布が確認されています。
具体的な生息場所はサバンナや低木地などです。
生息状況
普通
場所によっては少ない
大きさ
体長:200~350cm
繁殖
卵生
一度に6~17個の卵を産みます。
食べ物
ブラックマンバは肉食性で主にネズミなどの哺乳類や小型の鳥類の肉を食べます。
活動時間帯
昼行性
解説
ブラックマンバは最も危険な毒蛇のひとつとして知られ、噛まれた状態で放置すると大人でも一時間以内に死亡すると言われる程、強力な毒をもっています。
警戒心が強く、あまり人を噛んだという記録はありませんが危険を感じると胴を持ち上げて首を平たくして横に伸ばし、口を大きく開けて相手を威嚇します。

ブラックマンバという名前からは全身が真っ黒なヘビが想像されますが、実際には黄色がかった銀色または褐色で皮膚の表面は黒くありません。
しかし、普段はあまり見えないのですがブラックマンバは口の中が黒くなっていて威嚇した際などに見られるこの不気味な口の中の色がブラックマンバの大きな特徴となっています。
また、ブラックマンバは蛇の中で最もスピードの早い種類だと言われており、その最高速度は時速16kmに達します。

ブラックマンバの類似種としてはシンリンコブラなどがあげられます。

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