ブームスラング。[爬虫類図鑑]

ブームスラング
Boomslang

ブームスラング
科名
ナミヘビ科
その他の名前
ブームスラン
英名:[Boomslang]
学名:[Dispholidus typus]
生息地
ブームスラングはアフリカ大陸の中部以南の熱帯に広く分布し、森林や低木の茂みなどに生息しています。
生息状況
普通
大きさ
全長:150~200cm
繁殖
卵生
一度に10~14個の卵を産みます。
食べ物
ブームスラングは小型の爬虫類や小さな鳥などを食べます。
活動時間帯
昼行性
ブームスラング2
解説
ブームスラングはアフリカ大陸のみに生息している細長い体を持った樹上生の毒蛇で、ブームスラングの毒は人間にとってもかなり危険なもので噛まれて死亡したという例も報告されています。

ブームスラングの皮膚にある鱗にはキールがあり、色は明るめの緑色や褐色、黒っぽい色をした個体など様々な色の個体が存在しています。また、色が均一のものだけでなく地の色に斑紋が入ってたり縞が入っている場合もあります。
幼体は成体とは体色が異なり、背の部分は褐色またはグレーですが腹側は白っぽい色をしています。

ブームスラングは危険を感じると敵を威嚇する為に咽頭部を膨らませて隙間の皮膚を見せたり、体の前半部分を平たくして体を大きく見せたりします。

ブームスラングの類似種としてはアフリカヤブヘビやクロツタヘビなどがあげられます。

©爬虫類図鑑