ハブ。[爬虫類図鑑]

ハブ
Yellow spotted pit viper

ハブ
科名
クサリヘビ科
その他の名前
波布、ホンハブ
英名:[Yellow spotted pit viper]、[Okinawa habu]、[Yellow spotted lance-head snake]
学名:[Protobothrops flavoviridis]
生息地
ハブは日本固有の種で奄美諸島や沖縄本島周辺などにある計22の島に分布し、森林地帯や人家の周辺、草原、水辺、農耕地など様々な場所に生息しています。
生息状況
普通
大きさ
体長:100~200cm
最大体長:242cm(2011年に沖縄県の恩納村で捕獲されました)
繁殖
卵生
一度に4~15個の卵を産みます。
食べ物
ハブは主にネズミなどの小型の哺乳類の他、様々な種類の脊椎動物を餌としています。
活動時間帯
夜行性
解説
ハブはマムシと並んで日本で最も有名な毒蛇と言われている沖縄周辺の島などに住む蛇で、非常に攻撃的で噛まれるとそのまま死んでしまう事もある程の強い毒を持っています。
しかし、近年では血清の普及により、死亡するような事は殆どなくなり、毒蛇という害はありますが農家にとっては害獣とされているネズミを駆除してくれる重要な存在にもなっています。

ハブの体は薄い褐色の地の色に暗褐色の模様が全体に見られ、胴体よりも頭部の幅がかなり広く、外側に大きく張り出しています。

森の中などでは木の上でも地上でも見られ、ネズミなどの獲物を追って人家に入ってくる事もあります。

毒に関してはニホンマムシよりは弱いとされていますが、毒牙が1.5cmもあり、毒の量も100~300mgとかなり多い事でも知られています。

マングースがハブの天敵だと考えられている場合もありますが実際にはそのような事はなく、逆にマングースがハブの毒で殺される事もあり、野生の環境下ではマングースが死の危険を冒してまでハブを襲う事は殆どないと言われています。
このような理由からマングースが生息しているような環境下においてもハブは生態系の最上位に位置する動物のひとつだと考えられています。