カスミサンショウウオ。[爬虫類図鑑]

カスミサンショウウオ
Clouded salamander

カスミサンショウウオ
科名
サンショウウオ科
その他の名前
英名:[Clouded salamander]
学名:[Hynobius nebulosus]
生息地
カスミサンショウウオは日本固有の種で本州の中部地方よりも西の地域、四国の広い範囲、九州の大分県、宮崎県をのぞいた地域に分布し、標高400~800m程度の低山地や丘陵地の竹やぶや雑木林に生息しています。
生息状況
絶滅危惧
大きさ
体長:7~12.5cm
繁殖
卵生
一度に25~140個の卵を産みます。
食べ物
カスミサンショウウオは肉食性で昆虫やクモなどの節足動物の他、甲殻類やミミズなども食べます。
活動時間帯
夜行性
解説
カスミサンショウウオは西日本では最も一般的とされている止水性のサンショウウオで生息地域によって模様や尾の長さなどに違いがあり、大坂や京都に住む個体群は特に数が少ない為レッドリストで絶滅の危険がある動物に指定されています。

カスミサンショウウオの皮膚の色は暗褐色で体全体に斑紋がある場合もあります。また、上記の写真を見ると分かる通り尾の上下の部分に黄色または黄土色の縁取り模様が見られますが、この縁取りに関しては生息地域によってはない場合もあります。

産卵は12月から4月ごろに水田や湿地などで行われます。卵は透明な卵のうに納まっており、メスによって水中の石や枯葉などに産みつけられた卵のうはドーナツ状に巻いた形のものやバナナのように反った形のものがあります。
卵から産まれたオタマジャクシは夏になると変態して陸に上がりますが地域によってはオタマジャクシのまま冬を越して来年、変態する場合もあると言われています。