ナガレヒキガエル。[爬虫類図鑑]

ナガレヒキガエル
Japanese stream toad

ナガレヒキガエル
科名
ヒキガエル科
その他の名前
流蟇、流蟾蜍 英名:[Japanese stream toad]
学名:[Bufo torrenticola]
生息地
ナガレヒキガエルは日本固有の種で本州の石川県、富山県から紀伊半島までの地域に分布し、主に渓流近くの森林地帯に生息しています。
生息状況
普通
大きさ
体長:7~17cm
繁殖
卵生
一度に250~4000個の卵を産みます。
食べ物
ナガレヒキガエルは昆虫などの節足動物やミミズなどの軟体動物を食べます。
活動時間帯
夜行性
解説
ナガレヒキガエルは本州の中央部に生息しているヒキガエル科のカエルでニホンヒキガエルに似ていますが後肢が長く、鼓膜がハッキリとしていないなどの違いがあります。また、名前のナガレとは渓流をあらわしており、学名にもそのような意味の言葉が入っています。

ナガレヒキガエルの皮膚の色は個体によってはかなり差異があり、背中の部分は緑がかった褐色で赤系の色をした斑模様が入っている場合と入っていない場合があります。このような特徴からニホンヒキガエルやアズマヒキガエルなどの日本の代表的なカエルとも皮膚の色では容易に区別が出来ないと言われています。
その為、以前はそれらの種と混同されていてナガレヒキガエルが新種として認定されたのは1976年の事だとされています。

繁殖は4~5月頃に行われ、渓流の比較的浅い場所でメスは産卵します。卵は紐状の卵塊となっており、それを岩や石、流木などに巻きつくように産みつける事によって卵が流される事を防いでいます。
その後、卵から負荷した幼体は発達した口を使って岩に吸着する事ができます。