エボシカメレオン。[爬虫類図鑑]

エボシカメレオン
Veiled chameleon

エボシカメレオン
科名
カメレオン科
その他の名前
英名:[Veiled chameleon]
学名:[Chamaeleo calyptratus]
生息地
エボシカメレオンは中東のイエメンやサウジアラビアなどの産地の斜面などに生息しています。
生息状況
普通
場所によっては少ない
大きさ
全長:25~60cm
繁殖
卵生
一度に27~80個の卵を産みます
食べ物
主に昆虫などの節足動物を食べますが、小型の鳥やトカゲなども食べます。
活動時間帯
昼行性
解説
エボシカメレオンはその名の通り、頭頂部にまるで烏帽子(えぼし)のような大きな突起のあるカメレオンで、殆ど樹上でのみ生活していますが環境適応能力が高い事から、その生息域は広く、植物の少ない谷間の低地から植物の豊富な標高2500m以上の高い山にまで及んでいます。

エボシカメレオンの頭部の突起はディスプレイ的なものではなく、実用性のあるものだと言われており、猛暑の中で体の温度を調整する為の器官であるとする説や朝露を集めて口元の付近に流れてくるようになっている器官だと言う説もあります。

エボシカメレオンは多くのカメレオン同様に周りの環境によって体色を変化させるという特徴を持っており、体色はかなり変異に富みますが基本的には黄色と緑色の太い横帯が体の上部に見られます。

エボシカメレオンはかなり丈夫な種類として知られ、大食いである事から餌付けなども容易で海外では養殖にも成功しています。
また、カメレオンの中ではかなり気性が激しく、敵が近づくと「シューシュー」と音を立て、威嚇します。

尚、エボシカメレオンの特徴である頭部の突起はメスよりもオスの方が大きく成長し、体もオスの方が一回り大きい。
成長が早い事も特徴のひとつで、約1年ほどで成体に近い大きさにまで成長します。