メガネカイマン。[爬虫類図鑑]

メガネカイマン
Spectacled caiman

メガネカイマン
科名
アリゲーター科
その他の名前
英名:[Spectacled caiman]
学名:[Caiman crocodilus]
生息地
メガネカイマンは中央アメリカおよび南アメリカ大陸に分布し、淡水の河川、湖、沼地などに生息しています。
生息状況
普通
大きさ
体長:150~300cm
繁殖
卵生
一度に40個の卵を産みます。
食べ物
メガネカイマンは魚類や爬虫類、両生類や鳥類、哺乳類など様々な動物を食べます。
活動時間帯
昼行性
解説
メガネカイマンは本来の生息地以外では人間にとっての有害動物に指定されているワニで、両目の間に骨質の隆起があり、それが眼鏡のように見える事がメガネカイマンの名前の由来となっています。

メガネカイマンの体はずんぐりとした体形をしており、頭部の先端にある吻の部分は幅が広くなっています。体色は暗褐色または灰色がかった淡い褐色で、褐色の横帯がハッキリと見えている事もあります。
淡水生のワニであり、様々な種類の動物を食べますが、主に魚などの水生動物を食べます。

メガネカイマンは現在、ペットして最も流通しているワニであり、養殖の技術も確立している事から絶滅の危険性はないと考えられています。しかし、成長するとかなり大きくなるので飼う場合には注意が必要です。

メガネカイマンの類似種としてはクチヒロカイマンやパラグアイメガネカイマンなどがあげられます。

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